支払いパターンは主に3種類
交通事故で整骨院に通う場合、支払いは『窓口負担なし(保険会社直接対応)』『一部立替後に清算』『全額立替後に請求』の3パターンが中心です。最も負担が軽いのは直接対応ですが、事故状況や連絡タイミングにより立替が発生することがあります。
立替が発生した場合でも、領収書・施術明細・通院日記録が揃っていれば後日清算できる可能性があります。逆に、証憑が不足すると『必要性の立証が弱い』として減額されることがあるため、紙とデジタルの両方で保管する運用が有効です。
整形外科との連携が支払い安定性を左右する
整骨院通院だけで進めると、後半で支払い根拠が争点化することがあります。整形外科での定期評価と整骨院での施術実態が連動していると、通院・施術の必要性を説明しやすくなります。特に症状変化がある時期は、医師評価を定期的に更新することが重要です。
保険会社への連絡は、整骨院任せにせず本人でも要点を把握しておくと安全です。通院頻度、改善状況、就労影響を本人の言葉で説明できると、認識齟齬を減らせます。
トラブルを減らす実務ルール
通院先を変更する場合、事前連絡なしで切り替えると請求遅延の原因になります。変更理由、紹介経路、診療情報の引継ぎ有無を整理し、保険会社へ先に連絡するのが安全です。
また、交通費や駐車場代など付随費用は軽視されがちですが、積み上げると負担が大きくなります。日付・経路・金額をテンプレート化して毎回記録することで、後日の請求漏れを防げます。
具体例・計算例
例: 週2回×12週間の通院で24回。1回あたり自己負担2,000円を立替えた場合、立替総額は48,000円。
このほか交通費・診断書費用がある場合は別管理し、領収書と紐付けて請求します。
事故後にやるべきこと — 7つの鉄則
よくある質問(FAQ)
Q. 保険会社が整骨院通院を認めないと言ってきたら?
A. 医師の診断と施術必要性の説明資料を揃え、整形外科との連携状況を明確にしたうえで再協議します。
Q. 立替分の精算はいつ行われますか?
A. 案件により異なりますが、資料提出後の中間精算または示談時清算が一般的です。
Q. 通院先を複数併用してもよいですか?
A. 可能な場合はありますが、目的と役割が不明確だと争点化しやすいため、主治医・保険会社への説明整理が必要です。